健康長寿・アンチエイジング研究委員会

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長生きのためには権力とお金に執着した方が良い?

今回はタイトルからしてチャレンジングなものとなっていますが、ある意味タブーと言われるような内容も書いていきたいと思います。

長生きのためには、いつまでも「異性に興味を持つこと」は重要であると昔から言われています。

私がお会いする超高齢者の中で活力がみなぎっている方は、異性への興味も強い傾向があります(全員が全員ではありませんが)。

そして、異性への興味と並んで、「お金」と「権力」への興味も、それらの方々は旺盛のような気がしています。

今日はその内容を取り上げていきたいと思います。

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お金と権力への執着が強いほど長生きできる?

異性やお金、権力への興味が、どのように健康長寿に役立つかを考えると、まずもって言えるのは「脳への刺激」です。

歳をとると何事も面倒になってしまい、自然と平凡な毎日になってしまいますが、その日常に変化をつける要素となりうるのです。


順天堂大の奥村名誉教授の主張

お金と権力への執着が長寿につながると明確に述べている方もいます。

順天堂大医学部名誉教授の奥村康先生です。

奥村先生は、著書「ウソだらけの健康常識」で次のように述べられています。

「権力への執着というのも脳の刺激になります。お金、権力に対する執着が強い人は当然,スケベ心も強いものです。ですから、いつまでも元気なのですね。会社でもトップに上りつめたような人間は権力欲、名誉欲が強いものです。
〜中略〜
ですから、「老害」などと言われても、いつまでも会社の会長に居座って権力の座から降りようとしないような人も出てくるのです。そういう執着も、元気で長生きするためには必要なものとも言えます。そういう人は勝手で、人のことなど考えませんそんな「老害」と言われて嫌われる人ほど、いつまでも元気で長生きする傾向があります。」

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老害」と呼ばれる道を選ぶのか

奥村先生は「老害と呼ばれるのを躊躇するな」と言っておられるようにも感じますが、この考え方について、本委員会の議論は二分されました。

好意的な意見としては「周りを気にし過ぎるくらいなら、ある程度鈍感になって好きなことをやれる人生が良い」というもので、批判的な意見としては「周りに迷惑をかけてまで長生きしたいのか」というものです。

どちらも正論であり、正解はありません。


本委員会の見解

この議論はその人が生きてきた価値観に左右されると思われるため、本委員会として白黒つけることは決してできません。

しかし、次のことは明確に言えるのではないでしょうか。

・脳への刺激という面で「お金」や「権力」に執着することは長生きにつながる
・この考え方に賛同できない場合は、他に「脳を刺激する何か」を見つけると良い

他に脳を刺激する何かとは、読書でもいいですし、運動でもいいでしょう。いずれにせよ、「脳の刺激」が長生きにつながるということは知識として知っておいたほうが良いでしょう。

以上、参考になれば幸いです。